インド、チベット、東南アジア、聖地、秘境、ヨーガ、アーユルヴェーダ 目的に応じた旅をご案内 【カイラス 東京・国立市】















インドの気候
 インドはとても広い。国土はなんと日本の 約9倍もあります。南インドの海岸地帯は、年間を通して平均気温30℃前後と暖かく最低気温20度を下回ることがありません。1年中南国気分を味わえま す。4~6月は北インド、タール砂漠周辺、東岸地域のインド各地で日中40℃を超える日があります。旅の服装は、通気性に優れて洗えてすぐに乾く物が便利 です。洗濯はたいていのホテルが24時間サービスですが、街の洗濯屋さんを利用してもいい ですね。本来は、日本で着慣れた夏服で充分ですが、高級レストラン、ホテル、寝台列車の冷房は相当効いているので、クーラー対策が必要です。北インドでは 乾季の朝晩はかなり冷え込みます。防寒具を準備しましょう。気候は、場所により又時期により多種多様です。暑さ対策とともに気候にあわせた旅支度したいで すね。

街の洗濯屋さん 
 ホテルで出すより安いけれど、たまに白いワイシャツが茶色くなって帰ってきます。 



暑季(夏)4~6月 ヒマラヤ地方を除いて全インドで気温が最も上がります。

北インド平原部では「ルー」と呼ばれる熱風がしばしば発生します。この時期北インドの気温が最も高いです。暑いインドを楽しむのなら、この時期です。体を 露出しない衣服で50℃近い熱風から見を守りましょう。体の表面を覆えるストールなどを旅の支度に入れておくと良いですね。

日中の観光は、建物の中を中心にするなど工夫して快適な旅にしましょう。有名な高原避暑地もたくさんありますので、旅のプランに加えても良いですね。

市場やスーパーでは、南国系のフルーツの品揃えが豊富です。スイカ、ハパイヤ、ミカン、ザクロ、リンゴ、ブドウ(黒・白)などなど
マンゴー(果物の王様!)に代表される南国のフルーツは、6月ごろからが旬です。なかでもアルフォンソ・マンゴーは、果肉が柔らかくとても甘いです。南インドのケララ地方のレッドバナナは果肉がクリーミーなことで有名です。 

(しかしインドも異常気象。ゴールデンウィークに南インドに行った時、雨が降り、半袖だと寒く
震えた経験もありますよ。)
雨季(モンスーン)
7~9月
酷暑季の後にやってくるモンスーン、インドの人達にとってうれしい雨季の到来です。

西インド海岸部で南西モンスーンが始まり、やがてインド全域(南東地方を除く)に広がってゆきます。特にヒマラヤ山脈の山沿い、ガンジス川流域の中部から東、南インドの西ガート山脈の西側に大量の雨をもたらします。

アラビア海に面したムンバイ、ゴアで激しい雨が降る7月ですが、それに比べてデリーの降雨量はその半分よりもっと低いです。ジャイプル、ウダイプルなどか あるラージャスターンの砂漠地帯は、モンスーンの影響が少ないです。雨季がずれてやってくる南インドの東海岸地域をこの時期に訪れても良いですね。

ある時間帯にまとまって激しく叩きつけるような雨です。集中的に降り、またすぐ晴れ渡るのがモンスーンの特徴です。

道路が雨で水浸しになったりもします。旅行の日程は、無理のないものにしておきましょう。この時期、格安航空券が魅力的です。
又、7月8月の本格的な雨季のこの時期は、高級ホテルが安くなります。
 乾季(冬)10~3月 雨季が終わり、空気が乾燥してきます。

北インド平原部のデリーあたりでは、かなり冷え込みます。山岳地方では、雪が降ります。
朝晩やや冷え込む地域もあるけれど、雨がほとんど降らない時期を選ぶならば11月から3月迄となります。乾期なので、体力の消耗も低くて済みそうです。雨具がいらないので移動も楽です。

インド各地とも毎日快晴が続きます。日中の天気は、日本の初秋に似た感じです。長袖を準備しましょう。特に、12~1月にかけての北部山岳地域の夜間や早朝は肌寒いくらいなので、防寒対策が必要です。

東インド、南インドの海岸地帯でも、この時期の朝晩は若干涼しくなります。過ごしやすくなりますが、寒いということはありません。

尚、10月~12月のチャンナイ(マドラス)などがある南インド(南東沿岸部)のベンガル湾沿いは、北東モンスーンの影響で1年の内で最も雨の多い時期となります。